燃料油価格の補助金(激変緩和措置)の仕組み
近年のガソリン価格を語るうえで欠かせないのが、政府による補助金(燃料油価格激変緩和措置)です。ここではその基本的な考え方を、価格予測の観点も交えて解説します。
誰に対する補助金か
この補助金は、私たち消費者に直接配られるものではなく、石油の元売り会社に支給されます。元売りが受け取った補助分を卸価格の抑制に反映させることで、結果として給油所の店頭価格が抑えられる、という間接的な仕組みです。
基準価格と補助単価
制度では全国平均のガソリン価格に基準となる目安が設けられ、実勢価格がそれを上回った分の一定割合を補助する形がとられてきました。補助の単価(1リットルあたり何円補助するか)は、原油や為替の動向に応じて見直されます。
予測の観点での注意点
補助単価の変更は、あらかじめ日程が公表されることが多く、実施されると原油や為替が動かなくても店頭価格が段階的に変わります。したがって「補助が縮小・拡大する予定があるか」は、翌週の価格を見通すうえで無視できない材料です。本サイトの予測では、こうした制度変更の予定も加味して方向性を判断します。ただし制度は改定されることがあるため、最新の内容は資源エネルギー庁の公式発表をご確認ください。
本コラムは制度の一般的な考え方の説明であり、特定時点の補助単価や基準価格を保証するものではありません。